色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

フォレスト・ガンプを観たときのような、人間の「匂い」を感じることのできる作品。
そんな印象を持った本だった。「巡礼」を通しての心や感覚の変化、そして少しずつ自分や、自分の大切かつ辛いものと向き合い、人間の匂いを感じ、自分を感じることを楽しめる。

個人的には結構好き。週末天気が悪かったので土曜日にAmazonで発注したが一気に読んでしまった。もうちょっと読んでいたい感じだった。

主人公、つくると自分がそれなりに年も近いこともあって学生時代やそれからの人生の歩み方、そして変化していく関係/状況というのが、ものすごく身近でリアルに共感/体験することができた。

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